2019.11.05ピアノテクニック
今よりも美しい音のための時間管理。
ご訪問いただきありがとうございます。
ピアノ教室MARE鵠沼海岸・髙橋 恵です。
これを読んでくださっているみなさんは
たぶん
「音」に対しての興味を持っている方ですよね?
ピアノは誰が弾いても簡単に音が鳴ります。
弦楽器や管楽器は、そうたやすくはいきません。
まず、音が出せるまでが一苦労。
さらにそこから、正しい音程で音を出すまでさらに鍛錬です。
正しい音程で、その上美しい音まで一体どれほど打ち込むのでしょうか。
近頃は本当に大人の習い事は多種多彩ですが
その中でも、ピアノレッスンは王道だと思っています。
レッスンを始められる大人の生徒さんに
理由をうかがうと
① 高校生頃まで習っていたけれど、やめてしまった。
② 憧れていた曲があるのだけれど、独習の限界にきてしまった。
③ 子どもの頃から、一度弾いてみたかった。
という理由が多いです。
他には
「いつか、娘が話もしてくれなくなる前に、共通の話題を作りたい」と
親子同時に始められたお父さんもいます。健気ですよね〜
では、ピアノは?
みなさんが考える美しい音とはどんな音ですか?
真珠のような粒立ちの音?
ビロードのようなツヤめいた音?
クリスタルのようなクリアで透明な音?
そんな音を出せたらどれほどいいでしょうか。
そして、憧れの曲を弾けたら?
そんなの無理、と思いますか?
できるわけない、と思いますか?
できないのではなくて
その方法を知らないだけだったら
知ってみたいと思いませんか?
音符をひとつひとつ読んで
指を動かすだけで精一杯という状態で
身体中をコチコチに固めて
必死に弾いている状態なら、せっかくの楽しみで引いているピアノが
肩こりとストレスの元になります。
また
大人がピアノレッスンを始めるときに大きく立ちはだかるのが
時間の問題。
やはり、ある程度練習する時間は必要なので
そんな時間はないなあ・・・と躊躇してしまうのです。
そのため、興味はあるのに、なかなか踏み出せない。あきらめてしまう。
ああ〜!もったいない!
私がオススメしたいのは
練習法とも大きく関わることになりますが
短い濃い時間を確保すること。
初めから通して5回、なんていうことを
する必要は全くありません。
わずかな時間(すきま収納のような、すきま時間)があったら
その時間に見合うだけの、小さなフレーズだけをピックアップして
練習すればいいのです。
かぎ針編みのモティーフを
たくさん作って、つなぎ合わせて、大きな作品にする、みたいな。
練習というと、まとめて時間をとり、1日でも早く弾けるようにするために
速いテンポで、何度も何度も繰り返す。
という練習を一生懸命して来る人がいます。
残念だけれど、時間と労力が結果にはつながりません。
無理な筋トレのような練習とはおさらばして
より効率よく、ていねいに楽譜を読み
短い時間に、ゆっくり弾く練習をしましょう。
走り去ると見えない景色も
のんびり歩くと見えますよね。
楽譜にも、私たちの体にも
見えなかったことが見えて来ます。
気づかなかったことに気がつきます。
わずかな時間を見つけられない人は
わずかな時間を作り出しましょう。
5分や10分でもかまいません。
集中した短い時間の練習は、とても効果的です♫
ピアノ教室MARE鵠沼海岸では、悩める大人の方へ向けたレッスンに力を入れています。
「目からウロコだった!」
「早く知りたかった!」
というお声をたくさんいただいています。
今よりも、ずっとラク〜に力を抜いて
美しい音で、憧れの曲を弾いてみませんか?
必ずお力になれると思います。
お気軽にお問い合わせください♫
苦しいピアノをラク〜に楽しむピアノへ。