2019.11.21ピアノ・ピアノテクニック
レッスンでも必須?ほめられ〇〇と大きな手・小さな手
ご訪問ありがとうございます。
藤沢・辻堂地区でピアノレッスンをしています、ピアノ教室MARE鵠沼海岸です。
ピアノ教室MARE鵠沼海岸のレッスンポイントって何かなあと考えてみました。
ふだん私が考えていること、または悩んでいることが
レッスンに反映します。
1. 手の大きさは演奏に関係するのか?
みなさんの中に、ものすごく手が大きい人はいますか?
逆に小さいひと!
ピアノを弾く人にとって、手の大きさはけっこうセンシティブな問題。
私は、小さいです。
子どもの頃から、手が小さくて苦労してきました。
学生時代にはレッスンで
「届かないの?致命的ね。」
とまで言われて、泣き泣き家に帰ったことを覚えています。
私の手の大きさは、やっと9度が届くくらい。
無理に言って9度のひろがりです。
あまり大きく広がるわけでもない手で、お風呂の中で一生懸命広げたり
中手骨という、乱暴にいうとほうきのように広がっている手の甲にある骨の間を
柔らかく広げることができるように、股割りみたいに広げるのが習慣でした。
ちなみに、ラフマニノフ、リストは13度
バレンボイムは9度(!!?私といっしょ!)
手が小さいことによって苦労した自覚はありますが、
手が小さいからダメということは絶対ないと思います。
手が小さい人なりの工夫はできますし、手の大きい人にできないことが
できちゃったりするんですよ!
2. ほめられること
最後に誰かにほめられたのは、いつですか?
あるいは
最後に誰かをほめたのは、いつですか?
レッスンを通して生徒さんとふれあう時
ほめポイントを逃したくないと考えています。
もちろん、できなかったことができたとか
上手に弾けたとかというのは当然ですが
30分、あるいは45分のレッスンの中だけではなくて
レッスンへ来るまでに、どんな毎日を過ごしてきたのか
今日はどんな気持ちなのか
話せることはたくさんあります。
子どもの生徒さんは、例えば練習をたくさんしてきた
練習はできなかったけれど、〇〇があったからがんばった
今日学校でこんなことがあったよ、とか
なんでもいいんです、ピアノ以外でも。
大人の生徒さんも、レッスン前には軽い雑談をします。
忙しい中練習して、時間を作ってレッスンに来る
これだけで、大きなほめポイントです。
また
生徒さんのことを、より知ることによって
ピアノのレッスンということだけではなく
人と人の結びつきを大事にできるように、少し語り合う。
それから
お互いにありのままの(そんな歌、ありましたね笑)状態でピアノを弾く。
ピアノを通して、さらに理解を深めたい。
大手の音楽教室のような派手さはありません。
コンクールの入賞のためのようなレッスンも、基本的にはしません。
(ご希望があれば、しますが)
でも、ひとりひとりの個性を大切にできる
ピアノ教室でありたいと思っています。