2020.02.09ピアノ・レッスン
たったこれだけ。あなたのピアノは変わっていきます。
ご訪問ありがとうございます。
ピアノ教室MARE鵠沼海岸です。
今日の日曜日は、ここ半年続けて受講している
月に一度の井谷先生の音楽ゼミへ。
毎度のことながら、本当に勉強になります。
歴史・文学・美術・建築・語学など多角的なアプローチで先生が研究なさったことを
本当に惜しみなく披露してくださるので
わたしもできるだけ吸収したい、と夢中でお話をうかがい
それを自分のレッスンに生かすべく必死です。
今日は先生と連弾もさせていただいて
ホント、楽しかったあ
さて、帰宅後はお二人の大人のレッスン。
これもわたしにとっては、本当に楽しく
目に見えて上達する生徒さんを間近で見守ることができる
のは、ピアノ教師の特権ですね。
なぜ、この生徒さんたちはこんなに早い上達を見せてくれるのか・・・
ピアノを楽しんで弾いてくれていることが大きな要因だと思っています。
指が言うことをキカナイことでさえ、おもしろがっているふしがあります
楽しみながら、美も追求しているの、本当に。
だからキレイな音を好むし、棒読みにならないし。
せっかく弾くピアノ。
弾いて楽しんでも、聴いてもらって楽しんでもらっても。
また、他の数ヶ月前からの大人の生徒さん
「自分の弾き方が正しいのかどうなのかわからない」
状態に陥ってしまっていました。
もうずいぶん長いこと、某音大で先生をしているというピアニストに教わっていたそうです。
でもレッスンを受けながら、ふつふつと湧いてきた疑問。
「こんなに長い年月通っているのに、なぜ上達しないんだろう?」
この生徒さんは、音楽的な表現をしたい気持ちがものすごく強いのに
表現する方法を知らなくて、イライラ。
原因はいろいろあって、複雑に絡みあっていて簡単ではないのだけれど
その中のひとつ
身体の使い方、呼吸のとり方
がわからないので、なかなか思い通りに弾けないのです。
一度付いてしまったよくないクセは簡単にとれないのだけれど・・・
でもね
私のレッスンは、お医者さんの診察のように
毎回毎回、悪いところ・よくない習慣を見つけて、具合がよくなるように
試行錯誤しながら、アドヴァイスしていきます。
「うわあ!絶対に弾けないと思っていたのに!」
「あれ?キレイな音になった気がする。」
と喜んでもらえると
(よっしゃ!)と内心ガッツポーズです。
この曲が弾きたい!と思って練習を始めても
壁にあたることだって、もちろんありますよ。
人間ですから。
でも、苦行になっちゃいけないですよね。
あたった壁の向こうに、希望が見えるようなピアノであってほしいと思います。
だから、みなさん
楽しんで!
あ〜、しあわせ・・・。
こんな風に感じながらレッスンをさせてもらっています。
どうもありがとう。