2020.05.21ピアノ・ブログ
初めてピアノに出会う人・ピアノを続けてきた人・ピアノに帰ってきた人
こんばんは。藤沢市のピアノ教室MARE鵠沼海岸です。
藤沢・辻堂地区でピアノレッスンをしています。
次女が小学校のまだ低学年だったころ、転校して半年過ぎ
新しい学年になってクラス替えもあった後、学校での出来事のグチが多くなりました。
その前の転校も、もちろん本人にはたいへんだったのですが
クラス替えがさらに重くのしかかったようでした。
かわいそうだと思いながらも
学校へも、先生へも、友達へも、よくない部分にしか目がいかなくなってしまった娘に
いいところも見つけようよ、と話したことがあります。
私にとっていいいこと・・・
お問い合わせを受けると、心がホワッとします。
子どもの頃に、初めてピアノの先生にお会いしたときのことを、いまも覚えています。
(ずいぶん昔のことです・汗)
今こうしてお問い合わせをいただくと
ピアノを弾きたいと思う子どもに出会えたよろこびだったり
私と同じく、ピアノを弾き続けてきた方だったり
人生の折々で、しっかりと足を地につけて歩んできた方だったり
いろんな方と巡り会うことができるのはうれしいことです。
それぞれのステージで
いつもピアノを弾いてこられたわけではなくても
やっぱり・・・とピアノに帰ってきてくれることがうれしいです。
今もピアノを弾いているけれど
何かしっくりこないので、と
助けを求めてきた方のお手伝いができることがうれしいです。
何よりも、音楽を愛する方とつながりが持てて
一緒にああしてみる?これもいい?と言いながら
時間や空間を分かち合えるのがうれしいです。
今もまだ、ちょっと迷っていられる方
お会いできる日がそう遠くないように、と願わずにいられません。
「ピアノを弾きたいと思いながら我慢してきた」ひと
「前から憧れだったあの曲が弾けるようになりたい」ひと
「子育てがひと段落、自分の時間を持てるようになった」ひと
「長年のお勤めを立派に成し遂げた」ひと
きっとお力になれると思っています。
お気軽にお問い合わせください。
週末にレッスンを希望される方は大人、子ども共に多いです。
近頃は職種も仕事の仕方も、本当に多種多様です。
私が本当に感心するのは、忙しい皆さんが時間を作り、レッスンに通ってくることです。
そんな皆さんのために
ひとつでも何かを得てほしい
楽しみとして(苦しみじゃないです)ピアノを弾いてほしい
そんな気持ちでレッスンしています。
大人の方は、前から憧れていたあの曲が弾きたいと思って
という希望もよく聞きます。
作曲家は、いつも必ずプロの演奏家のために書いているわけではありません。
「愛好家のために」
という文言もよく見られます。
ピアノのお弟子さんだった◯◯夫人のために、とか
注文主の◯◯伯爵のために、とか。
易しくて美しい曲がたくさんあります。
弾く楽しみ、聴く楽しみがありました。
「シューベルティアーデ」という言葉は知っていますか?
作曲家フランツ・シューベルトが、気のおけない友人たちと集い
シューベルトの新作を聴いて
芸術や文学について語り合ったサロン・コンサートのことです。
こんな形のサロン・コンサートは素敵じゃないですか?
弾く楽しみ、聴く楽しみが両立できます。
私は近い将来、こんな催しをしたいと考えています。
今日久しぶりに、直近にどんないいことがあったかを考える機会があったのですが
普段から考えていないと、けっこう難しくて。
ポジティブとも少し違うような
いいこと探し
ホワッとできることを
ちゃんと見つけられる毎日を過ごしたいものです。