2020.09.12ピアノ・ピアノテクニック
普段の練習と本番へ向けての心がまえ
ご訪問ありがとうございます。
湘南・藤沢市のピアノ教室MARE鵠沼海岸です。
今日は一日降ったり止んだり
はっきりしないお天気でしたが
暑さがやわらぎ、過ごしやすい土曜でした。
みなさんの町はいかがでしたか?
1. 普段の練習
さて、普段の練習。
ピアノを弾く人は基本的にマジメな人が
多いです。(ワタシ調べ)
きちんと計画を立てて丁寧に練習する人
弾けるまで、繰り返し練習に勤しむ人
とにかく頑固なぐらいに
真剣に取り組んで
うまくいかないと落ち込む。
レッスン日までに弾けるようにならないと
レッスンを休みたくなる。
といった感じでしょうか。
マジメな練習も、やり方がよくないと
効率が悪く、時間ばかり取られます。
そこで、効率よい練習をオススメしたい
のですが
効率を上げるためには
楽譜の読み方をよく知ることが大切に
なります。
子どもの生徒さんとやることは
国語の時間の段落分けのような作業。
これはかなり楽しい時間です。
似たフレーズを探す、とか
接続詞《そして》とか《しかし》に
あたる音形を探すとか。
こうして『小分け』した段落ごとに
少しずつ譜読みを進めます。
おうちに帰ったら
また、『小分け』通りに
丁寧に練習しますが
これが〈時短〉につながります。
結果として
効率よい練習になるのです。
2. 本番へ向けての心がまえ
さて、本番のお話し。
楽器を習うとか、合唱団に入るとか
あるいは何でもいいのですが
みなさん、発表する場がありますか?
昨今のコロナ禍では、演奏会もたくさん
中止になり、私も途方に暮れました。
でも今また、各方面細心の注意と準備で
少しずつ動き出していますね。
私を含め、本番を迎えるにあたり
ちょっと心がけておきたいことを書いてみますね。
みなさんは、自分の実技のピークを
本番直前か当日に持って来ていませんか?
数ヶ月とか、人によっては1年とか
準備期間を設けていると思います。
私のオススメは
『ピークは少し前に持ってきましょう。』
私の生徒さんの場合には
3〜4か月ぐらいかけて
ピークへ(今すぐ本番でも弾けますよ、ぐらいの完成度)持っていきます。
そこから、いったん冷却期間を置く感じで
少しミスが出たり
暗譜があやふやになったり
歌い込みがうまくいかなくなったりします。
その後1か月ほどで、前回のピークを
上回る完成度に持っていきます。
一度仕上がっているので
難なく目指せるポイントです。
もう本番なんて全然怖くない!
どうぞお試しを♫