2020.10.01ピアノ・レッスン
目は口ほどに物を言う・・・か?


お立ち寄りいただきありがとうございます。
湘南・藤沢市のピアノ教室MARE鵠沼海岸です。
今日は中秋の名月
お月様がとてもきれいですね。
今朝の新聞で、興味深い記事を見つけました。
新規に立ち上がった格安航空会社での
コロナ禍での客室乗務員研修についてです。
客室乗務員という方々は
いつでも笑顔で出迎えてくださるし
何をお願いしても、気持ちよくお応えして
くださいますが
それも、大事な訓練の賜物なのですね。
札幌ー東京の行き来が多かった10年間は
年間の搭乗数はかなり多かったです。
その間、飛行機なのでいろいろ、
本当にいろいろありましたが
地上職員も客室乗務員も
気持ちよく接してくださっていたなあ。
その『笑顔』ですが
今はマスクをしているので、眼しか見えません。
その『眼』だけでの笑顔の応対
サービスが難しいのだそう。
さて、ピアノレッスン。
記事を読んで
レッスン時に気になっていたことを
思い出しました。
マスクをつけるようになって気づいたこと。
特に、子どもの生徒さんのレッスンにおいて
理解したのか、納得したのか
または反抗的気分なのか
よくわからなくなったことです。
気づかなかったことですが
以前は顔の表情全体で判断していたのですね。
子どもは、思っていることを全部口にできなかったり
上手に説明できなかったり
もともと、すごく口が重かったりするので
彼らの言っていることを聞くのはもちろん
言わないことも含めて
表情を見てやりとりしていたのだと気づきました。
ピアノを弾く上でも
うれしい!とか
悲しい・・・とか
怖いぞ〜とか
あったかいね、とか
想像するためには
顔で表現するのが入りやすいので
いっしょにいろんな表情を作ります。
マスクをつけている生徒さんたちの
考えていることがわかりづらくなった・・・
ということは、裏を返せば
私の表情が伝わらなくなっているのかも
しれない、と愕然とした朝でした。
そもそも音楽で表現することは
目の前に
「はい、どうぞ。見てください。」
と出せるものではないので
伝えるためのあれやこれやを
日々磨いて
身につけなくてはならないわけですから
同じことですね。
マスクでのレッスンはしばらく続きそうです。
私の思いが伝わるように
目の表情を鍛えなくては!