2020.10.07オンラインレッスン・お知らせ・ピアノ・ピアノテクニック・レッスン
効果的な練習のための秘密


いつもお立ち寄りくださってありがとうございます。
藤沢市のピアノ教室MARE鵠沼海岸です。
常に本気モードの大人の生徒さんたちの大きな悩みは
練習時間の確保です。
ピアノの練習だけに限らないと思いますが
24時間が等しく与えられている私たちが、いかに1日を充実させられるか
最善の方法を探し続けている人は少なくないように思います。
「練習時間は少しでも短く、上達は少しでも早く」
が人の心理ではないでしょうか。
1. ウォーミングアップ
プールに入る前、草野球の試合前、運動会の開会式のなか準備体操をしますね。
ピアノでも、同じことをやりましょう。
ハノン(キライ?)がオススメですが、中でもスケール(音階)練習を習慣にしましょう。
どんな曲を弾くときにも必ず役に立ちます。
調性感も身につきます。
私のおすすめの調は、ホ長調・E Durです。長い指が自然に黒鍵に乗るので
無理なく音階の練習ができますよ。
また、バーナムピアノテクニックやツェルニー100番練習曲集
メトードローズのABCなど、子どもの頃弾いていたわ、という人
譜読みに時間がかからずに、自分にとって比較的易しいと思われる短い曲などを
ルーティンにするのもいいですね。
かたまっている体、指をほぐして体温もアップしましょう。
2. 歌いながらの練習・叩きながらの練習
歌うことは好きですか?
メロディーを歌いながら練習しましょう。
呼吸の取り方を理解するのに役立ちます。
もちろん、ピアノは黙っていても、息つぎの心配をしなくても弾ける楽器です。
でも、よく言われませんか?
「よく歌って!!!」
ピアノを弾いているのに、ピアノで歌えってよくわからない・・・と思う方も
いらっしゃるのではないでしょうか?
だったら、実際に歌っちゃいましょう。
誰にも遠慮はいりません。大きな声で(または小さくても、まあよしとします)歌ったら
音楽の流れが、だんだんわかってきますよ。やってみてください。
叩きながらの練習とは、片手で練習するときにもう片方の手で拍を打つことです。
案外難しいですが、転がったり、拍子の数え間違いに気がつきます。
3. パーツ別練習
これがキモです。
難しい部分、弾けない部分、できる限り小さなパーツに分けます。
通常はフレーズで区切って分けるとわかりやすいかと思います。
2小節、4小節、8小節などの単位に分けて
どうしても弾けないパーツをものすごく大きな音でゆっくりとか、指づかいを変えてみるとか
思いつく限りの工夫をして見ます。
なかったことにして通り過ぎてしまうのが、一番よくないです。
『曲全体を通して弾く=非効率』
これらのことに集中して、短時間練習にトライしましょう。
上に挙げたような練習方法で取り組むと、とても集中してピアノを弾くので
あまり長い時間弾くことはできません。
それがとてもいい練習になります。
20分とか30分の短いパーツ練習を、休憩をはさんで繰り返しましょう。
つぎの20分で、先ほどの20分にできなかったことに取り組みます。
効率的な練習方法です。
当教室では、それぞれの生徒さんの現状に合わせたテクニックをお伝えし
レッスン中に実践していただきます。
そのテクニックが一人で実践できるようになるまで
くりかえしお伝えし、練習方法についてもきめ細かいメニューをお伝えします。
ご希望の曲が弾けるようになること
志望校へ合格できることなど
生徒さんそれぞれの目標の実現に向けて、お役に立てるように
私の方も、日々研究・練習を重ねています。
レッスンに興味を持たれたら、ぜひお問い合わせください。