2021.02.06ピアノ
【ピアノ】人前で演奏するときのこと


湘南・藤沢市のピアノ教室MARE鵠沼海岸です。
日中は暖かな土曜日でした。
光はすっかり春を感じますね。
今日は私が所属するリシュモア音楽院の大人のコンサートでした。
大人の生徒さんたちの発表会です。
どのかたも今日に向けてしっかりと準備を重ねてきました。
難しい曲にチャレンジ
あるいは前から弾きたいと思っていたけれど機会がなかったなど
おもいおもいの曲を選び、練習をしてきました。
私は、人前で演奏することにはいくつか意味があると思っています。
中には、人前での演奏がどうしてもイヤという方もいます。
自分だけの楽しみとして日々ピアノを弾く人です。
そんな方にも、いつかは気が変わって人前で演奏してほしいなあ、と
思っていますが。
誰かに演奏を聴いてもらうというのは
本当にうれしいことです。
言葉ではなく、音で思いを伝える。
ちょっと素敵じゃないですか。
ただ・・・・・・・
人前での演奏にはリスクが伴います。
もちろんわかってる!
《緊張》です、よね。
緊張しながら、いつも通りに演奏しなくてはならない。
こりゃ大変!
いえ、いつも通りなんて無理です。
あまりにも普段とは違うから。
・聴いている人の人数
・弾くピアノ
・空間の広さ
・自分が着る服や靴
・照明 等々・・・・
ざっと挙げただけでも結構な数ですね。
普段と違いすぎるシチュエーションに
・心拍数が上がり
・青ざめるか、興奮で熱くなるか
・氷のように冷たくなる手か
・汗ばんで滑る指
人前ではこんなに大変!
でも聴いてほしい。そう思いませんか?
せっかく大好きな曲を練習するのだから。
イメージするだけでは難しいので
場数を踏んで、慣れてほしいと思います。
そして
いつも通りの演奏ができるように
たとえ100%いつものように、とはいかなくても
伝えたいことのいくつかを伝えましょう。
今日皆さんは
普段レッスンでお願いしてきた
『音楽の流れを絶対に止めない』ことを
しっかり実践してくれました。
極度の緊張の中で、これはすごいことです。
人前での演奏
ぜひ、楽しんでください。