2021.05.02ピアノ・ピアノテクニック・レッスン
【ピアノレッスン】ピアノで表現することについて


湘南。藤沢市のピアノ教室MARE鵠沼海岸です。
コロナ禍のもとのゴールデンウィークも2度目ですね。
みなさん、どのようにお過ごしでしょうか。
私は完全にお休み、とはならず
人によってはレッスンに来てくれています。
思えば私も生徒側だった頃、学校がおやすみの間がチャンスよ、という
先生のお考え(本当にその通りだったと思います)があり
ゴールデンウイークや夏休みには、レッスンの回数が増えたものでした。
今日レッスンがあったNさんは、還暦を迎える少し前から
ピアノレッスンを開始しました。
いつか弾きたいと思っている憧れの曲があり
どれだけ時間がかかっても弾けるようになりたい、と
非常に真面目に取り組まれています。
レッスンを始めてまだやっと半年になります。
音符の読み方から始めた方です。
最初は鍵盤を使わず、手を叩いてリズム練習をしていました。
半年経って・・・
今日もまた(笑)冴えない様子でレッスン室に入ったNさん。
「あまり練習できていないんです。」(と言いながらいつもきっちり練習)
「うまく弾けなくて。」(と言いつつ、いつもきっちり弾けてる)
と何かしら後ろ向きな発言からレッスンを始めます。
今日も「ここがうまくいかなくて。」と指差した箇所は
確かにつっかかりながら弾き進めていました。
でも、うまくいかないのは技術的な問題ではなく
音楽的に、しっくり来ていなかったのです。
確かに、曲全体のなかで最もエネルギーが濃くなり
テンポもややルバートさせる厄介なフレーズからフレーズへの
難しい弾き渡しのある部分でした。
ものすごく歌心があるんだと、改めて感心しました。
何も起こらず素通りしてしまえることもできたはずでした。
ところが
「何かおかしいぞ。」と気づいたわけです。
今日のレッスンでは、この箇所を取り上げて
作曲家がいつ、どこで生まれた人なのか
どういった意図を持って、このように書いたのか
では、どうしたらその意図を読み取ることができるか
私たちはどのように表現できるか
といった、かなり高度な内容なレクチャーとなりました。
初心者かどうかは、全く関係がないと
改めて思えた、素晴らしい内容の日曜レッスンでした。
私もまた、勉強して進化しなければなりませんね!
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