2021.05.31ピアノ・ブログ・レッスン
【ピアノレッスン】子育てはわたし育て


湘南・藤沢市のピアノ教室MARE鵠沼海岸です。
早くも5月が終わろうとしています。
コロナ禍といわれてからずいぶんと日が経ちました。
状況がよくなったとは思えないのに
時間だけは過ぎていきます。
そんな中、この1週間の間に子どもさんお二人と大人の方おひとりの
体験レッスンのお申し込みをいただきました。
大人の方はスケジュールの都合上、またご連絡をくださるとのこと。
子どもさんお二人は入会を決めていただき
これからいっしょにピアノを始められるのが
とてもうれしいです。
偶然にも二人とも3才さん。
大人にとっての1年と、3才にとっての1年は違い過ぎますよね。
コロナとは言ったって、待てない!
それはそうだ・・・と本当にそう思います。
改めて、ピアノをちゃんと弾ける人に育ててあげたいなあと思いました。
私には二人の娘がいます。
二人ともすでに成人していますが、長女は社会人として働き
次女はまだ学生です。
この二人を身ごもった時、それはそれはうれしかった。
長女の妊娠中は、アマチュア合唱団が
バッハのマタイ受難曲の演奏会を控えており
私自身も本番ではオルガンを担当することになっていましたが、ほかにも
多くの仕事やら本番を抱えて
多忙な妊婦生活を過ごし、演奏会時には8ヶ月になっていました。
この本番が始まった時、びっくりしてお腹の中で大暴れされましたが
心の中で、大丈夫大丈夫と声をかけました。
3時間の演奏会をいっしょに過ごしてくれた同士です。笑
次女のときにはまたバッハ。ロ短調ミサでした。
このときには妊娠7ヶ月でした。
長女は予定日よりも早く生まれ、私が自分で決めた産休日開始から
わずか2週間で生まれてしまったので
反省をふまえて少し早めにお休みに入りました。
でも、復帰を早めて出産後3週間で、次の本番に出演しました。
その後も赤ちゃんを抱えながら、全面的に母に頼り
演奏活動のために不規則な生活を送り、突っ走って来ました。
仕事を持っていても、幼稚園や学校では役員も務めましたし
音楽関係以外のお友達もたくさんできました。
夫の転勤に伴い引っ越しも繰り返しましたが
いろいろあって、今はまた湘南に帰って来て
こうしてピアノを教えたり演奏する生活に戻りました。
演奏活動をする上で、確かに娘たちには寂しい思いをさせました。
それでも、いっしょに過ごす時間の長さではなく
「濃さ」が大事と思い子育てして来ました。
自分が好きなことを諦めずに続ける私の背中を見てほしいとも
思って来ました。
『母になることによって、確実に音楽が変わるよ』
そう言われました。
子どもを持つことをキャリアの邪魔だと言った人もいましたが
そのことより、私の音楽が変化することを
私は選ぶことができたので幸運でした。
結果として、子どもを育てたつもりだけれど
子どもに育ててもらいました。心からそう思います。
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