2021.08.29ピアノ・ピアノテクニック・レッスン
【ピアノ】ピアノで弾くバッハ


《バッハ・平均律第1巻 第1番 プレリュード》原稿
こんばんは。
湘南・藤沢市のピアノ教室MARE鵠沼海岸です。
8月も間もなく終わりますね。
ピアノ教室なので、お子さん達との接点も多いのですが
昨年に引き続き、ガマンの夏でした。
とはいえ、子どもにガマンを
当たり前のように強いるのはとても悲しいことです。
私を含む大人は、子どもの頃にこんな経験はしていない。
運動会も修学旅行もちゃんとありました。
大学生として、必死にピアノを弾いたけれど
もちろん楽しみもいっぱいありました。
今日は意気込んでいたのに、ワクチン予約が取れず
ちょっと気分が落ち込んで・・・
私のようなフリーランスは、いつ打てるのか不安でしかない。
私よりも若い人が先に打っている話を耳にして
少々焦り気味です。
さて、バッハの続き。
今日はピアノで弾くバッハについて書いてみます。
私はピアノ弾きなので、バッハを演奏するときは
もちろんピアノを使うのですが
以前オルガンを習っていた折には
オルガンでもバッハの勉強をしました。
まだまだ未熟で、バッハなんて夢のまた夢と思っていたので
先生にバッハの課題をいただいたときは
本当に小躍りするほどうれしかったのを覚えています。
しかしながら・・・
ピアノで弾く以上に、本当に難しかった。
難しかったけれど
古典の運指法(指づかいです)でオルガンを弾くことによって
ピアノを弾いていたときにわからなかったことに
ものすごく納得したり
ノン・レガート(スタッカートではない!)で弾くことの
重要さをあらためて考え直したり、と
収穫ばかりでした。
オルガンやチェンバロのように、ピアノの鍵盤は軽くないので
まったく同じというわけにはいきませんが
バッハが想定しただろうと思われる形に近づけることはできます。
それに、どのように弾いてもある程度は自由なのです。
速さ、とか強弱、とか指定がないし。
ただし「ある程度」です。好き勝手という意味ではありません。
ここでひとつ皆さんとシェア。
『ヘミオラ』って知っていますか?
私のレッスンでは、生徒さんと楽しんで見つけます。
ヘミオラとは、〈3:2〉の比率のことで
本来であれば2分割されるものを、3分割するリズム用のことばです。
2小節にわたる終止を1小節ととらえ
それを大きく3分割すると、しっくりこない音形が
スッキリすることがよくあります。
とてもリズミカルに感じるし、弾いていて楽しい。
皆さんも、ご自分が練習している曲の中に
「ん?これはヘミオラか?」という箇所を見つけられたらいいですね!
ヘミオラかどうか怪しい、よくわからないなあという方は
公式ラインでご質問ください。
いつでもウエルカムですよ〜!
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★バッハをレッスンで取り上げるのが苦手な先生
お手伝いします。