2021.09.09ピアノ
【ピアノ】本番で失敗してしまうのはなぜ?


こんばんは。
湘南・藤沢市のピアノ教室MARE鵠沼海岸です。
毎日が涼しくて、9月とは思えませんね。
朝は寒くて目がさめるほどです。
明日はまた少し暑さが戻るようですが
寒暖差が激しいと体調を崩しやすいですよね。
どうぞみなさま、お大事にお過ごしください。
さて表題の
「本番で失敗してしまうのはなぜ?」でしょう。
私もこれまで、本番では大小様々な失敗をしてきました。
初めての大失敗は12歳、小学生でした。
今ではずいぶん大きくなったピティナ
夏のコンペティションでの出来事でした。
やらかしました。
本当に緊張してしまっていたのでした。
考えらえないような、とんでもない速さで弾き始めて
自滅。
何が起きたのか、自分でもわからない状況でした。
次の大失敗は18歳、高校生でした。
なんと、失敗が許されない大学入試でやらかしました。
またも!とんでもない速さで弾き始めて
あ〜あ・・・
家までどうやって帰ったか覚えていません。
どちらもそのとんでもない速さということは
あまりに緊張して、力が入りすぎていたのではないかと
思います。
絶対に失敗できない!!!という状況で
「絶対失敗しちゃダメだから」と自分を追い込んで
うまくやらなくちゃ
上手に引かなくちゃ、と
めちゃめちゃになってしまった悪例です。
練習が足りなかったというわけではありません。
でも平常心は保てず
何ヶ月も練習したことを
少しも発揮できず、人に何かを伝えるでもなく
悲しい思い出になってしまいました。
経験を重ね
本番での緊張をコントロールできるようになりましたが
今、私が緊張でガチガチになるときは
だいたい準備不足の時です。
とにかく練習時間が足りないまま日にちが過ぎ
気づけばホールのピアノの前・・・という感じです。
これはいけません。
もう少し丁寧に準備できることを心がけたいと思っています。
これはいつも生徒さんたちにもお話ししていることで
十分な準備をすることによって
緊張を逃してあげることができます。
そして上手に弾こうとしないこと。
ここまで練習してきたこと
自分が表現したいことを
聴いている人に伝えること。
そんな心がけで、本番を楽しめる人になってほしいと
いつも思っています。