2021.09.11ピアノ
【ピアノ】本番へ向けての準備とは?


こんにちは。
湘南・藤沢市のピアノ教室MARE鵠沼海岸です。
前回、本番でなぜ失敗してしまうのかについて
書きました。
原因の一つとして
十分な準備ができていないときに、平静を保てない
ということがあります。
準備不足なら、楽しめないですよね。
なにか、忘れ物をしちゃったら
せっかくの遠足が・・・みたいな感じかな。
遠足とは単純な比較はできませんが
私の生徒さんたちにやってもらうことを
あげてみます。
しっかり準備するには
まず、十分な期間を設けること。
長すぎても短すぎても良くありません。
年齢や、難易度にもよりますが
だいたい4ヶ月ぐらい。
(ちびっ子は直前に選びます。)
同じ曲ばかり延々と弾いていては
飽きてもくるし、他に勉強できる曲を弾くチャンスを
奪ってしまうことになります。
せっかく美しい曲・楽しい曲・悲しい曲
もっともっとたくさんあるのにもったいない。
そこから逆算で準備計画を立てていきます。
❶本番の1ヶ月前までに仕上げる
例えばクリスマスの頃にコンサートを開くなら
11月の勤労感謝の日の頃には人前で弾けるように。
これで、実際の本番の時には余裕ができています。
心の余裕は、とても大きい。
❷譜読み期間を最長で1ヶ月までにする
譜読み完了から擬本番までの2ヶ月間で
よく練り、自分のレパートリーに加えられるように
真剣に取り組みます。
❸最後の1ヶ月に味を整える仕上げ
お料理の仕上げのように
最後には、それまでの練習に少し味を加えます。
こんなやり方で準備していって
皆さんは、本当に素晴らしい演奏をしてくれて
「あ〜、楽しかった〜!」
という感想をくれるので
私の方も、ピアノの先生をやっていてよかったな〜
と心から思えるのです。