2023.03.08ブログ
【音楽家として】ミモザの日に寄せて・・すべての女性を応援したい。


ここ数日の暖かさに気分が明るくなります。
さて、今日3月8日は国際女性デーですね。
〈国際女性デー(International Women’s Day)とは・・・?〉
1904年、ニューヨークで婦人参政権を求めたデモが起源となり、
国連によって1975年に3月8日を「国際女性デー(International Women’s Day)」
として制定されました。
「国際女性デー」は、すばらしい役割を担ってきた
女性たちによってもたらされた勇気と決断を称える日です。
イタリアの「ミモザの日」は有名で、
「FESTA DELLA DONNA(フェスタ・デラ・ドンナ=女性の日)」
(↑ イタリア❤︎)
とされ、女性に感謝を込めて、母親や妻、友人、会社の同僚などに
愛や幸福の象徴でもあるミモザが贈られています。(HAPPY WOMAN®︎より引用)
私にとって一番身近でたくましく生きてきた働く女性は
私の母です。
それはもう働き者で、1人で何役もこなしてきました。
そしてその母の情熱に助けられ、私は幼い頃から弾いてきたピアノを通して
音楽の道へ進み、今に至るわけです。(まあ、超ざっくり)
裁縫をしてきた母が寝ずに働き、かたや自営業の家だったので経理も担当し
PTAにも参加するわ社会活動やら勉強会も片っ端から出席する人でした。
その母もずいぶん歳をとり、今週末には88歳の米寿です。めでたい。
もう一人のたくましい女性は母の母、私の祖母です。
明治時代に貧しい家庭に生まれた長女である祖母は
「おしん」の世界そのままの少女時代を過ごしました。
つまり10歳を迎えるずっと前から働いてきたわけです。
この祖母がまたすごくて、わからないことは何でも自ら学ぼうとする人でした。
今の私が、どうしても働きたい、好きなピアノを弾き続けたいというのとは
全く違って、生きるために男並みに体を酷使して働いた人でした。
もうどうやっても敵わない二人の女性の血をひく私ですが
私は私のやり方で、これからも誠実に自分の音楽と向き合いたいし
ピアノへの情熱を燃やし続けたいと考える一方で
自分の娘たちをはじめ、生徒さんや、生徒さんの親御さん
世の中すべての女性たちが
より生きやすい世の中であってほしいと願わずにはいられません。
ミモザの日に寄せて・・・。